旭川市で孤独死！孤独死した際の清掃方法は？

まさか住人が孤独死してしまうとは…。

私はアパートの管理人をしていましたが、ある日、住人から1本の電話が入りました。

その内容は「隣の住人が亡くなっているかもしれないから、確認してほしい」という内容でした。

私は非常に驚き、早速その方が住んでいる部屋に合鍵を持って伺いました。

インターホンを鳴らしても応答がありません。

そこで、私はおそるおそる鍵を開け、その部屋に入りました。

すると、部屋は少し異臭がして怪しいなと感じ、奥に進んでみると、本当に住人の方が亡くなられていたのです。

非常に驚きましたが、この後の処理をどうすれば良いのか全くわかりませんでした。

ひとまず親族の方に来ていただき、今後の対応について相談させていただきました。

今回の清掃費用は、私の方で負担するのが難しいため、親族の方にお願いする運びとなりました。

親族の方は、ご自身で業者に依頼をしてくださったようで、後日業者の方が部屋にいらっしゃいました。

私も、最終確認に立ち会った際、業者の方と少しお話をさせていただきました。

孤独死現場の清掃方法とは？

具体的にどのような清掃作業を行ったのか伺うと、以下のように様々な工程を踏んで清掃していただいていたようでした。

まずは、体液等が床に付着していたようで、その除去からされたとのことでした。

オキシドールを使用して作業を行うと、グラム陽性菌、グラム陰性菌、酵母、ウィルスを除去し、粘膜や血液に存在するカタラーゼにより分解させることで酸素の泡を放出して洗浄作用を発揮するそうです。

また、作業後には目視だけでなく、紫外線を当てることで非常に細かいところまで確認をしてくださいました。

次に行ってくださったのは消臭です。

部屋に入った段階から少し嫌な臭いがしていたので、きちんと取れるか不安だったのですが、確認に伺うと、全く嫌な臭いはしませんでした。

国内最高峰の消臭剤を使っており、短時間でよく消臭をすることができるとのことでした。

余談にはなりますが、環境問題にも非常に配慮しており、脱炭素社会の実現に向けた消臭剤を使用しているとのことで、その点においても非常に感銘を受けました。

そして、最後にハエ等の除去も行なってくださいました。

亡くなられた方の体は、少し腐敗していたので、そこにハエやウジ虫が沸いてしまっていました。

そのまま次の方に入居してもらうわけにはいかないので、その除去もしてくださいました。

全てが除去しきれたわけではありませんが、十分暮らせる程度には回復していただけました。

今回、親族の方がリスクベネフィット様にご依頼していただいたおかげで、次に住まれる方に対しても、気持ちよく部屋をお貸しできる状況を作ることができました。

迅速でかつ丁寧な対応をしていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました！